AWS、中東のデータ「復旧不能」と正式発表。バーレーン全域とUAEの1ゾーンが永久喪失
AWS、中東データセンターの復旧断念。戦争による永久データ喪失の初の事例に
米国の大手クラウドサービス企業AWSが、イラン戦争の影響で中東のデータセンターが損傷し、復旧が不可能になったと正式に発表しました。今回の発表では、バーレーンリージョン全域とUAE(アラブ首長国連邦)の1つのゾーンに配置されていたリソースやデータへのアクセスが回復不能になったと明らかにされています。
この出来事は、物理的なインフラが戦争によって破壊され、顧客データが永久に失われたという意味で、クラウドサービス業界において過去にない事態です。通常、クラウド事業者はデータの冗長性やバックアップ体制を強化することで災害復旧を図りますが、今回のケースでは戦争という予測困難な要因が直接的な原因となり、技術的な対応が困難になったとされています。
AWSの発表に際しては、顧客データの喪失に伴う影響や今後の対応策についての詳しい説明はなされていません。