オムロン、祖業を売却 電子部品事業「重い決断」 | NEWSjp
オムロン、電子部品事業を売却へ 中国勢の台頭で戦略転換
オムロンは10月1日付で、創業以来の祖業である電子部品事業を米投資ファンドに売却する方針を明らかにしました。同社は「中国企業の台頭に伴う競争の激化」を背景に、グループ全体の企業価値向上を目的とした「大変重い決断」を強いられたと説明しています。辻永順太社長は「データビジネスとの親和性が高く、収益力の向上につながる事業に経営資源を集中させる必要がある」と語っています。
今回の売却対象は、電子部品事業の一部。同社は今後、主力の制御機器事業を中心に、データビジネスと親和性の高い分野に経営資源を集中し収益力を高める方針です。業界では、中国企業の価格競争や技術革新がグローバル市場に与える影響が深刻化しているとされ、日本企業の戦略的な撤退が相次ぐ可能性が指摘されています。
今回の動きは、オムロンが今後の成長戦略を再構築するための重要な一歩と位置付けられていますが、具体的な売却条件や買収後の事業の行方は注目されています。